おかずクラブのオカリナは元看護師!意外な経歴について調べてみた

人気お笑いコンビ「おかずクラブ」のオカリナさんがお笑い芸人になる前に、看護師として働いていた事はご存知でしょうか?

最近はテレビで姿を拝見する事も多く、お笑い芸人として成功を収めている彼女ですが、どうして看護師からお笑い芸人の道を志したのでしょうか?

その意外過ぎる経歴について調べてみました。

目次

オカリナのプロフィール

性別:女性

生年月日:1984年09月28日

身長/体重:152cm /kg

出身地:宮崎県 西都市

趣味:漫画/ONE PIECE/本屋さんに行く事/立ち読み/美容法/健康法を試す事

特技:オカリナが気持ち程度吹けます。

出身/入社/入門:NSC東京校 15期生

引用:吉本興業株式会社

現在、芸名にもなっている「オカリナ」の由来は、NSC時代にちょっとした特技としてオカリナの演奏を披露した事がきっかけで呼ばれるようになり、そのまま芸名として使うようになったそうです。

おかずクラブのオカリナは元看護士!

オカリナさんは、芸人となる前は、准看護師として1年、看護師として3年の計4年の看護業務経験があります。

なぜ看護師の道を選んだのか?

どうしてお笑い芸人へと転身したのか?

その理由をご紹介したいと思います。

きっかけは祖母の脳梗塞

オカリナさんが看護の道を歩むきっかけとなったのは、中学2年生の事でした。

オカリナさんのおばあちゃんが、脳梗塞で倒れてしまいました。

当時、始めて身近な人の生命の危機に直面したオカリナさんは、

「同じように親も体が悪くなるかもしれない」

「医師は無理でも看護師なら頑張れるんじゃないか」

と思い立ち、母親に「看護師になりたい」と伝えたそうです。

オカリナさんご本人が答えたインタビュー記事でも、

看護師だったら普通の人より家族の体調にも気づけて、助けられるんじゃないかなと思ったのが、看護師を目指したきっかけです。

引用:看護のお仕事

と答えています。

壮絶な看護科高校での寮生活

看護の道へ進む事を決めたオカリナさんは、看護科の高校に入学します。

家から学校が遠かった事もあり、寮に入る事になったのですが、寮では厳しい規則があり、とてもつらい経験をされたようです。

その一部が、

・誰もいない洗面所に挨拶して入る

・3年生しかシャワーは使えない

・パジャマは着てはいけない

など、更に寮内での係の仕事も多く、

・掃除

・炊事

・お風呂当番

など1年生のしなければならない事はとても多く、過酷だった事が伺えます。

オカリナさんご本人も

入学一日目で思いましたよ。「失敗した!」って。

私が、もっと心が強かったら辞めてたかもしれないです。
辞める勇気もないから、続けたのもあります。

引用:看護のお仕事

と語っていました。

人生で一番惨めだった国試結果…。

過酷な高校生活を乗り越えたオカリナさんは、看護の専門学校に入学します。

どんなに辛くても、高校の時から病院奨学金を借りていたオカリナさんは、返済の為にも看護の道を諦める事はありませんでした。

専門学校でもひたむきに看護の勉強と向き合っていたオカリナさんは、学校の成績も悪くなく、模試の結果も90%以上の合格判定を貰えていたそうです。

しかし、そこで油断してしまったオカリナさんは遊ぶ事を優先してしまい、結果、国家試験に落ちてしまいます。

それでも就職先が既に決まったいたオカリナさんは、同じ就職先だった友達はみんな看護師の中、次の国家試験までの1年間、1人准看護師として働くことになります。

当時を振り返ったオカリナさんは、

これから受ける人には、ちゃんと努力してほしいなって思います。
国試はナメていると本当に落ちるので。
90何%の合格率が出てて落ちるのは本当みじめですよ。
だってちゃんと勉強してたらほんと落ちないですから。

引用:看護のお仕事

と答えて、これから国家試験に挑戦する方にもアドバイスを送っていました。

念願の看護師になっても仕事は激務!

1年後、国家試験に受かり、看護師となったオカリナさん。

しかし、その仕事は激務だったようです。

・さっきまで元気だった人の容態が急変はよくある事

・「暇だね」と話していた直後に忙しくなる

と、常に患者さんの容態と隣り合わせの仕事の為に、毎日気が休まらない中での壮絶な現場だったようです。

人ってまじで急に悪化したり突然亡くなったり。見回りに行ってさっきまで元気だったじゃんみたいなことよく起きます。
「えぇーーー息してない、緊急コール!」みたいなことが日常ですから。
あと看護師のあるあるで一番多い、「今日は静かだね」って言った途端バタバタになる。なんですかね、あれ。待ってたんじゃないかっていうくらいバタバタになりますよね。

引用:看護のお仕事

ご本人も当時の職場を大変だったと振り返っていました。

奨学金を返した後は芸人の道へ

看護師として3年間働いたオカリナさんは、借りていた病院奨学金を返済してしまい、その後すぐに看護師を辞めて東京NSC(吉本興業の養成所)に入ります。

実はオカリナさんはお金持ちになる事が夢だったらしく、高校時代に友達に見せてもらったM1の映像を見て、お笑い芸人ならお金持ちになれるかもしれないと思ったそうです。

しかし、家族に迷惑が掛からないように、病院奨学金を返すまでは看護の道を行き、その後にお笑い芸人を目指そうと決めていたようです。

そこで、現在の相方でもある「ゆいP」さんと出会い、お笑いへの道を歩きだしたのです。

オカリナは芸人になってからも派遣介護士をしていた

お笑い芸人になっても、すぐに仕事はこず、飲食店でのバイトをしながら芸人活動をしていました。

しかし、急な劇場出番やお仕事があった場合に簡単に休みがとれなかったので、派遣の看護師サイトに登録して、派遣看護師として企業の健康診断や、お風呂の介助のお仕事をされていたようです。

まとめ

お笑い芸人オカリナさんの看護師時代について調べて、まとめてみました。

看護師からお笑い芸人という異色の経歴を持つ彼女ですが、最近は元看護師である事を活かしたテレビの企画にも出演しているようで、お笑い芸人としての仕事にも大きな影響を与えている事が分かります。

今後もオカリナさんの活躍に注目していきたいと思います。