【最近話題】”漫才協会”とは何?

最近、「漫才協会」の人気が高まってきています。人気となったのは最近のことですが実は一昔前から存在していたということです。今回は、そんな「漫才協会」について詳しく調べてみました!早速みていきましょう。

目次

漫才協会はいつできた?

漫才協会の設立は平成17年5月30日。

目的は「漫才の普及」と「芸人の育成、露出」。そして事業としては公演の開催や人材育成を行うようです。

「漫才を中心とする演芸の普及向上、継承と振興を図り、もって我が国の文化の発展に寄与することを目的としております。」(公式サイトより引用)

「漫才の公演等の開催、漫才の人材の育成、漫才の広報、
その他目的を達成するために必要な事業」(公式サイトより引用)

漫才協会は一般社団法人で1955年に漫才研究会が設立され、改称を経て現在に至ります。

漫才協会の知名度が上がったのはなぜ?

漫才協会は昔から存在していました。しかし、最近になってかなり人気が出だしたのも事実です。なぜこんなにも急に人気が出たのか気になりますが、それは漫才協会の所属芸人がお笑い界で力を持つようになったということが要因であると考えられます。

例えば、「おぼん・こぼん」は『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で話題となりました。

また、今や誰もが知る「ナイツ」「U字工事」などの大物芸人が名を連ね、さらにはM-1グランプリで優勝経験のある「錦鯉」も加入。話題になるのも当然ですね。

ナイツのお2人は2002年に漫才協会に加入。浅草の劇場をメインに活動していたそうです。「NHK新人演芸大賞」で大賞を受賞し、「M-1グランプリ」では3年連続で決勝に進出したという実力を持ちます。

ちなみに、錦鯉のお2人に関しては元から漫才協会に興味があったようで、直談判で加入しています。

誰でも入れるの?

漫才協会は、芸能事務所などとは少し仕組みが違うようです。入会資格はどのようなものなのでしょうか。公式サイトでは、以下のように明言しています。

(1)漫才コンビを組み、現在漫才師として活動している者
(2)(1)を満たせていない場合、入会を機に漫才師として舞台に立つことが確約できる者
(3)芸歴に関係なく、入会5年以内は当協会主催の定席公演の進行補助役 (当番または手伝いと呼ぶ)を行える者(月3、4回~)
※入会後は、当番を10回程度行った後に、理事の承認が得られ次第、舞台に上がることができます
(4)入会時に、入会金を支払う意志のある者
※コンビで30,000円(15,000円/1人)
(5)反社会的勢力に属していない、または関与していないこと
(6)当協会の規則等に順守できる者

(漫才協会公式サイトより引用)

要するに、漫才協会で「お笑いを盛り上げる」意志があるコンビを求めているようです。芸人は舞台へ上がることができ、協会は集客ができますから、win-winの関係になれますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、最近人気の漫才協会についてまとめました。お笑いを盛り上げたい!というガッツがある人が集まっているようですね。今後の躍進も楽しみです。