5月11日に亡くなった上島竜兵さん、惜しまれる声。。慕われてきた人柄が明らかに

大人気のお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のボケ担当で知られる上島竜兵さんが急死したことが、先日明らかになりました。ゴールデンウィークの番組では元気な姿を見せていただけに、視聴者はもちろん、芸能人も驚きを隠せないようです。詳しく見ていきましょう。

目次

上島竜兵さんを惜しむ声、数々の芸能人が悲しみを吐露

上島さんは、芸能界での影響力も当然強く、数々の芸能人が、追悼のコメントを発表しました。

上島さんと同い年で親交が深く、2019年まで同じ事務所の所属だった山田邦子さんは「信じられない! 何があったのか 何に苦しんでいたのか 全くわからないが 竜ちゃん、これは本当に悪い冗談だ。聞いてないよ!!」と上島さんの持ちギャグを用いてコメント。

またダウンタウンの松本人志さんは自身のTwitterで、「今日は仕事でテンションを上げるのに少し苦労しました。同世代の仲間やからね…」と上島さんの名前は出さないものの、追悼コメントを発表。

また、出川哲朗さんは「無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチュ~したかったです。最高のライバルであり最高の友でした」と事務所を通じてコメントしました。

このことからも、上島さんが同業者に慕われる人柄であったことがわかります。

後輩芸人を大切に、上島さんを慕う「竜兵会」とは

上島さんは仲間や後輩と飲むのが好きで、「竜兵会」というお笑い芸人の集団でよく飲み会をしていたそうです。

多くの芸能人が上島さんとの別れを惜しむ中でも注目されたのはその竜兵会のメンバーの一員である有吉弘行さんとの関係でした。「涙をこぼすのは上島さんの葬式だけ。と決めている」という有吉さんのTwitterでの発言からも分かる通り、有吉さんさ上島さんにとても可愛がってもらっていたようです。

2014年には有吉さんが『マツコ&有吉の怒り新党』で、上島さんとの思い出を告白。ふたりで飲んでいたとき、上島さんが「俺はおまえのことが好きだ。それなのになんで仕事がないんだ?」と号泣、有吉さんも号泣したというものでした。当時の胸中について「相当鬱屈していたのが解放されてね、唯一『愛情』を感じた」と、語っていたということです。

リーダー肥後「ダチョウ倶楽部は解散しません。純烈オーディション受けます」

ダチョウ倶楽部公式Instagramが14日に更新されました。仲良く写っているトリオの写真とともに、メンバーのコメントも投稿。

リーダーの肥後さんは、笑も交えたコメントを発表。

全国のダチョウ倶楽部ファンの皆様、今回は、このような事になってしまい、申し訳ありませんでした。
仕事関係者の皆様申し訳ありませんでした。
何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました。
でも、それが上島の芸風です。
皆で突っ込んで下さい。
「それ違うだろ!」
「ヘタクソ!」
「笑えないんだよっ!」
と地面も蹴って下さい。
上島は天国でジャンプします。
皆様もジャンプして下さい。
そして、上島の分、3倍笑って下さい。
皆にツッコまれる、それが上島の芸風です。
ダチョウ倶楽部は解散しません。
二人で、純烈のオーディションを受けます。
ヤーッ!
どんな悲しい事があっても、みんなでクルリンッパ!

(リーダー・肥後さんのコメント)

一方、メンバーの寺門さんは「苦しい時も楽しい時もいつもそばにいてくれました!! 本当にありがとう!! 竜ちゃんがいたから僕はあります」「ずっと忘れないよ! ずっと一緒だよ!」と竜兵さんへの感謝を綴っていました。

上島竜兵プロフィール

画像引用:ORICONニュース

上島竜兵 (お笑いタレント・MC)

1961120日生。身長158cm。AB型。兵庫県春日町出身。お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のボケ担当。

芸能界に入った当初は役者志望で役者の養成所に入っていた。1985年にダチョウ俱楽部を結成。1980年代後半からテレビの露出が増え、お笑いタレントやMCとして活躍。

「遠山金志郎美容室」や「怪物くん」、「地獄先生ぬ~べ~」など、ドラマにも数多く出演。 

まとめ

いかがでしたでしょうか。多くの芸能人のコメントから、上島さんの人柄がうかがえましたね。今回のことは非常に残念ですが、天国で、残された後輩芸能人や同期の仲間の活躍を見守っていることでしょう。