徳光和夫、度重なる問題発言に「24時間テレビ」からリストラへ!

フリーアナウンサーの徳光和夫(80)さんが来年の「24時間テレビ」(日本テレビ系)を〝リストラ〟されるという噂が話題となっています。

たびたび問題発言をぶっ放す事で有名な徳光さんですが11月30日にもユーチューブチャンネルでのセクハラ発言で猛批判を浴びました。この炎上騒動を重く見た日テレが、ついに24時間テレビの司会者クビの決断を下したようです。

日テレの関係者さんは「徳光さんは日テレOBにして『24時間テレビ』の大功労者。局内では擁護する声もありますが、上層部としてはさすがに続投という決断はできなかったようです」

とのこと。さらに

「日テレは、長年の公共性の高い活動を評価され、2013年12月に24時間テレビチャリティー委員会が公益社団法人として認定されました。なので、寄付金には税制上の優遇措置が適用されています。しかも、今月5日にはサステナビリティポリシーを公開し、『多様な人材の活躍と共生』をうたっています。それなのに、2度もセクシャルな発言で炎上した人物を起用できるはずがありません。すでに来年のキャスティングから徳光さんを外す調整に入っているそうです」

と残念そうに暴露しました。

徳光さんは1978年に「24時間テレビ」が始まって以来の常連出演者で、80年から2010年まで31年連続で総合司会を務め、昨年は「24時間テレビサポーター」という肩書で出演していました。

涙もろい性格が、番組の盛り上がりを担った部分もあり、いわば大功労者なのですが、度重なる問題発言にさすがの日テレも重い腰を上げざるを得なかったという見方が強いようです。

画像引用元:女性自身

 

目次

ネット動画での「AKB1人や2」発言が炎上!

画像引用元:女性自身

「AKBの1人や2人は妊娠させられますよ」

お笑い芸人「浅草キッド」の水道橋博士さんのYouTubeチャンネルで配信された番組内でのトークでした。

長年、「共演NG」とも噂された明石家さんまさんについて語る中で、水道橋さんから

「年齢の衰えを知らないですよね、さんま師匠は」

と振られた徳光氏さんは、

「この間お目にかかった時は本当に若々しかったですね。まだAKBの1人や2人は妊娠させられますよ」」

と語りました。

また、徳光さんは

「さんまさんの面白さが当時はわからなかった」

とも語り、問題の発言だけでなく、いろんな方面に着火剤を蒔いてしまいました。

ネット上では、

「徳光和夫さんの超ド級のセクハラ発言も信じがたいですが、それを編集もせずに喜々として放送する大人が普通にいるのは、日本がセクハラ大国である証拠だと思います」

「そういう冗談が通用したのは昭和で終わった」

「AKB総選挙の司会をやっていた人かと思うと、さらにキモい」

など、非難轟々です。

現在、動画の該当部分は削除され、水道橋さんは11月10日と11日更新のブログでこの件に少し言及。

一方で、徳光さんの所属事務所は特に反応を見せていません。

ネット上では過去の徳光の〝トンデモ発言〟が掘り起こされ

画像引用元:NHK

 

2018年02月25日 放送『アッコにおまかせ!』(TBS系)

徳光さんの問題とも取れる発言は、視聴者からすると毎度のことですが、ここで過去の発言も見てみます。

2018年02月25日放送のTBS系『アッコにおまかせ!』では、

平昌オリンピックカーリング女子代表が試合中に食べたことで話題のお菓子「赤いサイロ」を試食した徳光さんは「普通の味」などと発言し、物議を醸しました。

同番組では銅メダルを獲得したカーリング女子を特集し、競技中に物を食べる「デッドタイム」(通称もぐもぐタイム)が紹介され、実際に選手たちが食べていた北海道名物のお菓子「赤いサイロ」がスタジオに運ばれる流れでした。

「元日本テレビエースアナウンサーらしいしっかりとした感想をお願いします」と試食を頼まれた徳光さんは、「食レポってのはできないんだよ」と厳しい表情で愚痴り、笑いを誘いましたが、直後に仰天の発言をします。

「76年人生やっておりますとですね、普通の味ですね」

流石に、共演者のの峰竜太さんや岡田圭右さんから「ちょっと違うでしょ徳光さん」「素朴な味とか言いなさいよ」とツッコまれることになりましたが、問題発言は止まりません。

竹山隆範さんの「お土産みたいなケーキなんだけど、ケーキ屋で売っているようなチーズケーキですよ」というフォローに対して、

「半分は嘘だろう」「半年後にはいくらでも買えると思いますよ」

「アナウンサーらしからぬ言葉を平気で発します」と前フリした和田アキ子さんも「今放送しているんですよ。生放送ですよ」と半ば呆れ気味の声をかけることになりました。

さらに、番組はカーリング女子日本代表・藤澤五月選手が地元の北海道北見市でOLとして勤務している様子を放送しました。

それを見た徳光さんは

「すぐに入れるスポーツなんですね。理数系のスポーツであるとは思うが、何を鍛えているのか、アスリートとして」

と発言。

視聴していたネットユーザーから

「カーリングをバカにするな」

「テレビの影響力を考えろ」

「『赤いサイロ』を作った人に失礼」

など、怒りの声が殺到し、やはり炎上状態になりました。

「素直なコメント」「バラエティだし忖度する必要はない」と擁護の声もありましたが、

番組終盤に流石にまずいと思ったのか、「申し訳なかった」と謝罪している様子もあり、一応、自身の中に線引きと言うか良心の呵責というのは存在するようです。

行き過ぎた巨人至上主義

徳光さんの問題発言は掘り起こせばまだまだあります。

本人はどこ吹く風ですが、プロ野球関係では巨人至上主義で他球団に対する暴言が多く、他球団だけでなく巨人ファンからも嫌われている状況です。

ズームイン朝での放送を掘り起こすと、広島カープのマジックが1になった際は、

「まだ巨人には優勝の可能性があります。今日、広島カープの飛行機が落ちるかもしれません」

と発言。完全にやりたい放題ですね。

また、元近鉄のローズが55本のHR打って、あと1本になった際は、

「肌の色も違う、自分の血液型も知らないやつに王さんの記録を抜かすわけにいかない」

と差別のような発言も。悪い意味で昭和気質が抜けない方なのでしょう。

コンプラなんて知りません。

2018年9月に放送されたフジテレビ系『有吉弘行のダレトク!?』に出演した時のことです。

「酒に酔って隣に座っていた藤田ニコルに『かわいいね』といいながら肩に触れ、手の甲で頬をなでたこともあります。いくらコンプライアンスが徹底されていない時代に活躍したアナウンサーとはいえ、いい年をしてなんの節度もないのですから、老害化を指摘されても仕方ないでしょう。年齢も80歳になりますから、今回の騒動を機に芸能界を引退する流れになるんじゃないでしょうかね」と関係者は語ります。

また、別の番組では、旅番組で農家の方が好意で収穫させてくれたシャインマスカットを地面にバラ撒いて謝罪するでもなく拾うでもなくボーっとしてたり、好意で出してくれた作物を「好きじゃない」と言ってるシーンも。傍若無人ぶりに声が出ません。

ここまで見てきた仰天エピソードですが、世間でこれほど大騒動になっていることを徳光さんは知らないと、次男でタレントの徳光正行さんは言います。

徳光の次男は〝ありえない発言〟としつつも、言葉狩りという印象

画像引用元:女性自身

「ネットニュースも見ませんし、SNSやネットのコメントは屁とも思っていないんじゃないですかね。あれが〝民意〟だとは絶対に思っていないと思いますよ。父のことを50年見てきましたが、批判的な言葉に耳を傾けるタイプではない」

と言い切っったのは次男でタレントの徳光正行さん。

「AKBの1人や2人は妊娠させられますよ」と発言されていたことについて、どのように感じましたか?という問いに対しては、

「まず、“坂道グループ”ファンの僕からしたらありえない発言ですね。

ただ、今回の父の件については言葉狩りのような感じになっているという印象は受けました。こういったら悪いですけれども、たかがYouTubeでの発言じゃないですか。これがNHKや民放、たとえば父が出ている『路線バスの旅』といった場でしたら問題かもしれませんが、YouTubeというのは“視聴者が選択して見るメディア”ですよね。

自分の意思がないと見ることができないわけです。 もう一点言えるのは、これが、さんまさんを褒めるための発言だったということでしょう。さんまさんの元気さ・活力ぶりを言い表すためのフレーズですので、そこまで否定に値することではないのかなというのが個人的な印象です。

個人名を出したわけではなく、また彼の知識のなかで、若い女性を指す言葉といえばAKBくらいしか浮かばなかったのだと思います」

とのこと。また、

「80歳という年齢ですから、今さら後付けで生まれたコンプライアンスという考え方に迎合することはないと思いますね。

『あと5年、テレビに出るか出ないか』という人ですから、もう変わることは無理だと思います。彼はSNS等のメディアは全く利用していないので、謝罪する機会もない。それどころかこんなに騒ぎになっていることを知らないと思います。

「あまりに批判がひどかったらテレビ局も使わなくなりますし、そうなったときはフェードアウトするだけじゃないでしょうか、“時代にそぐわなくなった”ということで。

それを選択するのはテレビ局やラジオ局。この間、爆笑問題の太田(光)さんも選挙特番での発言が騒動になっていましたよね。あれも賛否両論あったと思いますが、“今後は芸人は使うな”となるかもしれません。

表方は時代に沿って生きていかなければいけないのでしょうが、それで小さくまとまっていくのもテレビがつまらなくなる要因になっている気もします」

と続けました。

徳光和夫プロフィール

画像引用元:まんたんWEB
名前 徳光 和夫(とくみつ かずお)
生年月日 1941年3月3日(80歳)
出身地 東京都目黒区
著名な家族 (二男)徳光正行(甥)ミッツ・マングローブ
主な出演
  • 1979年3月 – 1988年3月:ズームイン!!朝!・初代総合司会
  • 不定期出演:人生が変わる1分間の深イイ話
  • 2012年7月16日〜:アフラック(もっとやさしいEVER「たま駅長」篇 etc…

まとめ

今年は、元東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長の森喜朗氏や、野球評論家の張本勲氏が女性蔑視発言で辞任や謝罪に追い込まれた徳光さん。

番組サポーターとして進行を担っていた今年の『24時間テレビ』でも舌禍騒動を起こしたことも記憶に新しく、東京五輪レスリング女子50キロ級金メダリストの須崎優衣さんに対し、

「結婚されてお子さんが誕生したら、あなたのレスリングや生き方を教えてあげてください」

と発言したこともありました。女性は結婚して出産するのが当たり前という価値観を押し付けたとして大炎上しましたね。

ここ最近では“高齢”を感じさせるような言動も少しづつ、増えてきているそうで、8月10日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した彼は、

「(妻が)同じことを何度も、今言ったことを1分後には同じことを言う」

と発言しており、長年連れ添ってきた妻が初期の認知症になったという衝撃告白をしたばかりです。

一部メディアでは、競馬好きな徳光さんがますます趣味に熱中していることについて、“妻の認知症は大きなショックで、それによってギャンブルにさらにのめり込むようになったのでは”という心理カウンセラーの分析を掲載していましたが、徳光さん自身も認知症を患ってもおかしくないご年齢です。

徳光さんの歯に衣着せぬ発言は時として失礼極まりない事もありますが、最近のメディアは取り上げすぎな印象もやはり否めません。

今後の徳光さんの動向には目が離せません。