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発端は、2023年10月下旬にアダルト関連の検索結果がいつもと違うぞ「あれ？」
アダルトコンテンツを生業としている方は既にお気づきかもしれませんが、自社サイトの指名検索をしても、TOPページが表示されずに下位ページがポツンと表示されてしまうとか、X（旧Twitter）でファンとの交流をされていたグラビアアイドルさんが名前で検索しても１位に表示されていたXが表示されない！などと言った相談が寄せられています（これご本人からじゃなくて、編集部内にいる匿名ファンから）。
【普通に検索した場合】有名サイトのFANZA、げっちゅ屋など、こんな感じ。普通に検索した場合
沢山のアダルトサイトがあると思いますが、先ずは普通に検索してみたらこんな感じです。
FANZAの場合
本来TOPページが出てくると思うんですが、ヘルプページが先頭になってしまってますね。
他にも影響でているサイトがないとと思って、老舗サイトも確認してみました。
げっちゅ屋の場合
こちらも、げっちゅ屋自体がでてこなかったです。。。
ご覧の通り検索結果に出てこないですね。
普通に検索したらこうなったと書きましたが、普通に検索とは大抵の方はGoogleにログインしてると思いますので、その状態で検索したら上の様に、検索結果に表示されなくなっていました。
それではGoogleからログアウトした状態で検索したら次の様になりました。
Googleからログアウトして検索した場合（セーフサーチは「ボカシあり」）
さてアダルトサイトが、Googleかログアウトした状態で検索できるでしょうか？
FANZAの場合
おおお！これは！ Googleからログアウトした状態で検索したらこんな具合です。
検索結果に表示されていますね。
では、げっちゅ屋はどうか？
げっちゅ屋の場合
表示されました。うむむ、Googleからログアウトした状態なら、アダルトサイトは指名検索しても表示されますね。
これは、アダルトコンテンツの業界に激震かも知れません。
シークレットウィンドウ（プライベートモード）の場合
今のところ、
- Googleにログインした状態で指名検索 → 表示されない
- Googleから労アウトした状態で指名検索 → 表示される
では、次にシークレットウィンドウやプライベートモードなどと呼ばれている状態で調べてみました。
その結果、アダルトサイトの指名検索が表示されるか？されないか？は次の通りでした。
| シークレットウィンドウ（プライベートモード） | 通常モード | |
| Googleにログインしている | ✕ | ✕ |
| Googleにログインしていない | 〇 | 〇 |
どうもこんな感じ（ちなみに調べたのは、Wondow11で2023年11月5日現在）
ちなみにセーフサーチを「フィルタ」「ぼかし」「オフ」のうち、「ぼかし」「オフ」の何れの場合も上表の通りでした。
Googleの検索結果って不安定になることがしばらく続くことが多いので、元に戻るかもしれませんが、今のところはハッキリしていないですね。
アダルトサイト運営側の対策は？
もう少しGoogleの様子を見たいところですが、このままだと業績にも問題がでてきそうなので、対策案くらいは幾つか考えておくのがよさそうです。
LINEやX（旧Twitter）などのSNS運営を始めて、お客さんにフォロワーになってもらう。メルマガをさらに充実させる。アダルト色を少し排除した新たなWEBメディアを作成して、検索結果表示を狙うなど。。。他に色々方法がありそうですね！
まとめ
そもそもアダルトコンテンツを、白昼堂々と通常モードで検索することがリスクが大きいので、これからはシークレットウィンドウ（プライベートモード）にして検索しましょうね。
ただ、業界の方にとってみると、このままだと結構厳しいかもしれないです。もしくは、指名検索されたときにヒットしてくれるWEBメディアを別に立ち上げて誘導するなど、色々気持ちがモヤモヤしてきそうです。
