最年少竜王獲得!藤井聡太4冠、最初の一戦は松尾歩八段と対局

将棋の藤井聡太さんがが11月16日、第80期将棋名人戦・B級1組順位戦の8回戦で松尾歩八段さんに89手で勝利しました。

引用元:NHK

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令和の天才棋士、プロデビューから約5年で棋士No.1の座へ!

引用元:日刊スポーツ

プロデビューから5年余り、令和の天才棋士藤井聡太棋聖が、ついに棋士No.1の座につきました。
11月12、13日に行われた竜王戦七番勝負第4局で、豊島将之竜王(31)を122手で下し、同シリーズの成績を4勝0敗のストレートで竜王奪取に成功。

この結果、羽生善治九段(51)が保持していた最年少四冠記録22歳9カ月を大幅に更新する19歳3カ月で最年少四冠を達成しました。

史上初の「10代四冠」になるとともに、竜王を含めた四冠を保持したことで、序列トップとなり全棋士の頂点に立つことに。

また、11月16日午前10時から始まった第80期順位戦B級1組リーグ戦で、史上最年少4冠の藤井さんは松尾歩八段(41)と対戦、午後10時17分、89手で白星を飾りました。

先手後手は事前に決まっており、先手の藤井はいつものようにお茶をひとくち含んでから先手2六歩、後手松尾後手8四歩と、お互いに飛車先の歩を突いてスタートしました。

相掛かりで始まった対局は、午後6時の夕食休憩まで52手。お互いの陣形を整備してじっくりと進み、その後、戦いが始まり後手松尾の攻めに反発した藤井が寄せきった形になりました。

13期連続でB級1組に在籍している「B1の番人」松尾さんには過去2戦2勝です。2017年(平成29年)12月の朝日杯で初めて対戦し、この後、同棋戦を制して公式戦史上最年少での初優勝を収めました。

今期の順位戦で藤井は現在6勝1敗。7戦全勝の佐々木勇気七段(27)を追います。

初戦で三浦弘行九段に勝ったものの、2回戦で稲葉陽八段に土を付けられてしまいました。3回戦からは屋敷伸之九段、久保利明九段、木村一基九段、横山泰明七段、郷田真隆九段と下しています。

冠獲得後の会見で「昇龍」の色紙を披露!「光栄に思う」「課題が多いので、改善したい」

引用元:時事ドットコムニュース

13日、将棋界最高峰のタイトル「竜王」を獲得し、史上最年少で四冠となった藤井聡太四冠が改めて会見を行い、今後の意気込みを語りました。

偉業達成から一夜明け、会見場に現れた藤井四冠は「昇龍」と記した色紙を披露しました。

「昇龍というのは龍が空に勢いよく上っていく様ということで、自分もそのように上を向いてそこを目指していけるようにという意味を込めました。まだまだそんなには実感がないところではあるんですけど、さきほど初めて竜王という肩書きで色紙を書いたりもして、今後少しずつそういった実感する場面が増えてくるのかなという気がします」

藤井四冠は「王将」のタイトル獲得の可能性も残していて、10代での五冠達成も期待されています。

最年少4冠獲得への勝負メシは「山口名物 ふくフライカレー」

引用元:日刊スポーツ

山口県宇部市・ANAクラウンプラザホテル宇部で行われた、第34期竜王戦7番勝負第4局、豊島将之竜王(31)との対戦時に、藤井さんの頼んだメニューも話題を呼んでいます。

最年少4冠の藤井さんの勝負メシは「山口名物 ふくフライカレー」。下関で水揚げされたもので、ふぐ特有の弾力ある身が特長です。

下関や北九州などではふぐのことを「不遇」につながる「ふぐ」ではなく、「福」とかけて縁起を担ぎ「ふく」と呼ばれています。

藤井聡太プロフィール

ABEMA TIMES
名前 藤井 聡太(ふじい そうた)
生年月日 2002年7月19日(19歳)
出身地 愛知県瀬戸市
主なCM サントリー伊右衛門『藤井聡太 こころが整う』篇
主な出演 NHKスペシャル「徹底解剖 藤井聡太 〜“進化”する14歳〜」(2017年7月8日放送)

まとめ

進化し続ける藤井さん。19歳で4冠は凄すぎますね。顔も爽やかイケメンで、世間のお姉様がたからは氷川きよしとペヨンジュンと並んで、大変人気を博しています。

あの羽生さんも22歳でしたから、これからどんどん若い才能が溢れてきそうです。

また、熱戦を繰り広げた豊島将之九段(31)さんが、初めて弟子をとることが決まり、注目の将棋界。

来年二月一日付で女流棋士になる岐阜市の鶯谷高校一年岩佐美帆子さん(16)がその弟子になりますが、美人で今後も話題になりそうです。

これからもまだまだ将棋のニュースに目が離せません。