【海外で大ブーム】山下達郎、大瀧詠一らの40年前楽曲が今、人気のワケ

2019年ごろから、「シティポップ」と呼ばれる70,80年代の大瀧詠一さんや山下達郎さんの楽曲が海外で人気を博しています。

そこで今回は「シティポップ」とは?また、「シティポップ」が海外で大ブームを起こしている理由について調べていきたいと思います。

目次

シティポップとは?

画像引用:ORICON NEWS

海外で大ブームを起こしているシティポップ。

シティポップとは、ジャンルを表す言葉ではありません。

シティポップは、「都会的で洗練された日本のポップス」という意味を持っています。

またシティポップに対して、「「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!」を書かれた音楽ライターの栗本斉さんは次のように話しています。

70年代後半から80年代の曲が中心ですが、現行のアーティストの曲でシティポップと認識されているものも多数ある。あくまでも聴く人のイメージなので、世代や国を超えかなり拡大解釈されています。ただ、イメージに幅があるからこそ、言葉の壁を越えて世界的流行になり得たんだと思います。

引用:SPA!

このことから、基本は約40年前の音楽を示すものの、場合によってはもう少し広い尺度で認識されているというイメージのようです。

シティポップの例は?

シティポップでは次のような音楽が人気になっています。

  • 大瀧詠一「A LONG VACATION」(81年)
  • 山下達郎「FOR YOU」(82年)
  • 竹内まりや「プラスティック・ラブ」(84年)
  • 松原みき「真夜中のドア」(79年)

このような楽曲が人気を博していて、「真夜中のドア」は2020年12月にグローバルバイラルチャートで18日連続1位を記録し、今もサブスクの再生回数は伸びています。

シティポップが大ブームを起こしている理由とは?

シティポップがここまで大ブームを起こしている理由として2つあげられます。

1つ目としてシティポップの曲の作り方です。

シティポップは当時の日本のアーティストたちの気概と好景気によって、高い制作費でアルバムが制作されていました。

そのため、ノスタルジックに聴こえる半面、録音技術や楽器、スタジオミュージシャンたちの演奏技術すべてが飛躍的に発展した時代の前向きな空気感も感じられるようになっています。

2つ目として海外アーティストがシティポップに反応した点とサブスクサービスのAI技術によるものです。

「真夜中のドア」は、インドネシアの女性ユーチューバーがカバーしたことでブームが起こり、米国在住のアジア系移民にも拡散されていきました。

結果、北米を中心にグローバルバイラルチャートで世界一になりました。

そして、サブスクのAIのアルゴリズムによって、世界中のシティポップファンにシティポップが提案されるようになっていきました。

今後もサブスク会員にシティポップが広がっていくことは間違いないと思われます。

山下達郎のプロフィール

画像引用:スポニチ

山下達郎さんは1953年生まれのシンガーソングライター兼ミュージシャンです。

1975年にシングル「DOWNTOWN」、アルバム「SONGS」でデビューを果たします。

その後、1980年発表の「RIDE ON TIME」が大ヒットとなり、山下さんはブレイクしました。

2016年3月24日には、1987年から続く「クリスマス・イブ」30年連続オリコンチャート100位入り記録が、ギネス世界記録に認定されています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

大瀧詠一さんや山下達郎さんで代表される「シティポップ」が海外で大ブームを起こしています。

コロナ前までは、日本の中古レコード店を漁る目的で訪日していた外国人も多かったという話もあるので、今後さらにシティポップが影響力を見せていくかもしれません。

流行に乗り遅れないよう私たちもシティポップを聴いてみましょう!

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